これからカカドゥ国立公園ツアーに参加しようか迷っている方も多いのではないでしょうか。
カカドゥ国立公園のツアーって実際どうなの?
トイレはある?宿泊環境は大丈夫?と不安に感じていませんか。
私自身、参加前は「トイレなし・風呂なし」という環境に正直かなり戸惑いました。
それでも実際に体験してみると、日本では絶対にできない貴重な経験ばかりで、
今でも忘れられない思い出になっています。
この記事では、実際に参加した1泊2日のカカドゥ国立公園ツアーの体験をもとに、
見どころや注意点をわかりやすく紹介します。
※本記事は約29年前の体験をもとにしています。
現在のツアー内容や設備は変更されている可能性がありますので、最新情報は各ツアー会社をご確認ください。
① カカドゥ国立公園とは?
カカドゥ国立公園は、オーストラリア北部・ノーザンテリトリーにある世界遺産の国立公園です。
ダーウィンから車で約3時間ほどの場所にあり、
広大な湿地や岩山、滝など、手つかずの自然が広がっています。
園内では、野生のワニが生息する川や、
数千年前のアボリジニのロックアートなどを見ることができ、
オーストラリアの大自然と歴史を同時に体感できる場所として人気があります。
ツアーで訪れるのが一般的で、個人で回るよりも効率よく主要スポットを巡ることができます。
② 実際に参加したツアー内容
私が参加したのは、ダーウィン発の1泊2日カカドゥ国立公園ツアーです。
事前にグレイハウンドバスでダーウィンへ移動し、宿泊していたユースホステルでツアーを予約しました。
当時は、現地の宿泊施設でもツアーを予約できる場合が多く、手軽に申し込めるのもポイントでした。
■ 1日目のスケジュール
ダーウィンを出発後、まず向かったのが「ジャンピングクロコダイル」のツアーです。
ボートのすぐ近くで巨大なワニがジャンプして餌を食べる様子は、想像以上の迫力でかなりスリルがありました。
その後、カカドゥ国立公園へ移動。
Twin Fallsでは滝つぼで泳ぐことができ、シャワー代わりのような感覚で自然を満喫しました。
夜は草地でのキャンプ。
宿泊はスワッグ(簡易寝袋)に加えて、簡易的なテントのようなものを設営するスタイルでした。
女性2人でも簡単に設置できるほどシンプルなもので、
屋外で自然を感じながらそのまま寝る環境でした。
さらに驚いたのがトイレ事情で、
ガイドからは「この辺りに穴を掘って済ませてください」と案内される、いわゆる“ブッシュトイレ”でした。
最低限の設備ながらも、非日常のアウトドア体験ができる貴重な時間でした。
■ 2日目のスケジュール
2日目はUbirr(ウビル)を訪れ、アボリジニによるロックアートを見学しました。
その後、岩山を登って展望台へ。
この岩登りは想像以上にハードでしたが、
登りきった先にはどこまでも広がる大地の絶景が待っていて、「登ってよかった」と心から思える景色でした。
最後はダーウィンへ戻り、ツアー終了となりました。
※現在はより設備が整ったツアーもあるため、快適さを重視する方は事前に確認するのがおすすめです。
③ カカドゥ国立公園の見どころ
実際にツアーに参加して特に印象に残った見どころを紹介します。
■ ジャンピングクロコダイルの迫力がすごい
ジャンピングクロコダイルでは、ボートのすぐ近くでワニが水面からジャンプして餌を食べる様子を見ることができます。
その距離が想像以上に近く、「ボートに飛び乗ってきたらどうしよう」と思うほどの迫力でした。
正直かなり怖い体験でしたが、それも含めて忘れられない思い出です。
記念にインスタントカメラで撮影しましたが、今見返してもゾクゾクするほどの近さでした。
■ Twin Fallsでの滝つぼ遊泳
Twin Fallsでは滝つぼで泳ぐことができ、ツアー中の「お風呂代わり」のような時間でした。
ガイドの案内で水着に着替え、
自然の中でそのまま水に入る感覚はとても気持ちよく、非日常を強く感じられる体験でした。
滝を背景に写真を撮るのもおすすめです。
■ 大地に包まれるような星空
夜の星空も大きな見どころのひとつです。
シープステーションで見たような“空一面に広がる星”とは違い、
カカドゥでは草木や岩に囲まれた中で、隙間から星空を見上げるような感覚でした。
空だけでなく、
風の音や草の気配、
夜の空気もすべて含めて、その場に包まれているような不思議な感覚があります。
不便な環境だからこそ味わえる、静かで満たされる時間でした。
■ Ubirrのロックアートと絶景
Ubirrでは、岩壁に描かれたアボリジニのロックアートを見ることができます。
何千年も前から残る絵を前にすると、ただの観光とは違う特別な感覚がありました。
その後の岩山登りは想像以上にハードでしたが、
登りきった先にはカカドゥの湿地帯を一望できる絶景が広がります。
風が心地よく、しばらく言葉を失うほどの景色で、
「登ってよかった」と心から思える場所でした。
④ 注意点(事前に知っておきたいポイント)
実際にツアーに参加して感じた、注意しておきたいポイントをまとめました。
■ ジャンピングクロコダイルは想像以上に近くて怖い
ジャンピングクロコダイルでは、ボートのすぐ横で巨大なワニがジャンプして餌を食べます。
距離がかなり近く、迫力は抜群ですが、その分かなりの恐怖を感じました。
ワニはボートの横を泳いでついてくるため、「このまま飛び乗ってきたらどうしよう」と思うほどの近さです。
当然ですが、手を出すのは厳禁。安全のためにも、必ずガイドの指示に従いましょう。
■ トイレがない(ブッシュトイレ)
ツアー中はトイレがなく、
ガイドから「この辺りに穴を掘って済ませてください」と案内される“ブッシュトイレ”スタイルでした。
慣れていないと戸惑う場面も多く、特に生理中の方には少し大変かもしれません。
事前に準備や心構えをしておくと安心です。
■ 岩山登りは想像以上にハード
Ubirrの展望台へ向かう岩山登りは、見た目以上に体力を使います。
暑さに加えて足場の悪い岩道が続くため、体力に自信がない方は無理せずゆっくり進むのがおすすめです。
ただし、登りきった先に広がる景色は圧巻で、カカドゥの湿地帯を一望できる絶景が待っています。
「大変だったけど登ってよかった」と心から思える場所でした。
⑤ まとめ
カカドゥ国立公園のツアーは、
トイレや宿泊環境など決して快適とは言えない部分もありますが、
それ以上にここでしかできない体験が詰まっています。
特に、ジャンピングクロコダイルの迫力や、
大自然の中で過ごす時間は、強く印象に残るはずです。
少し不安があっても、「やってみたい」という気持ちがあるなら、
ぜひ一度体験してみる価値のある場所だと思います。

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